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副業の思い出【FC2・ホームページシステム編】

   

 

謎の会社「FC2」からのオファー

副業で行っていたレンタルサーバ運営をやめるきっかけとなった「思いもよらないオファー」。
それはインデックス投資ブログでもよく利用されている「FC2」からのオファーでした。

少し前に違法動画で逮捕騒ぎになるなどしてニュースになりましたね。

その点で今回は少し微妙な記事になりますので、まず最初に断っておきます。

私がFC2およびホームページシステム社と関わっていたのは2007年初頭あたりまでです。
逮捕容疑となったサービス「FC2動画」は当時まだありませんでした。
私は社員ではなく外部スタッフとして受託開発を行っていたにすぎず、同社の内情を知るものではありません。
また私自身、違法行為やその幇助に当たるような業務・開発などには一切関与していません。

こんな辺境のブログ、そんなに読む人もいないと思いますが、逮捕者を出した会社の話になります。
もしヤバそうなら削除するかもしれません。

相当長い記事になってしまいますが、後で消しやすいように一記事で最後まで書ききってみたいと思います。

 



 

FC2代表からの直メール

2005年頃のことだったと思います。
始まりは一通のメールからでした。

差出人の人物に覚えはなく、内容は「こんなエロサイトを作ってくれませんか」みたいな仕事の依頼でした。

当時私はプログラミング言語に関するWebサイトを運営していて、Yahoo!ディレクトリ(Yahoo!の審査を通った厳選サイト集みたいなもの)にも掲載されていたため、たまにこのような仕事の依頼が舞い込んできていたのです。

私はエロサイトを作るつもりは毛頭なかったので無視しようかとも思いましたが、仕事の依頼自体はありがたいことなので丁重にお断りしました。

するとしばらくして同じ方から「ではこんな仕事なら受けていただけますか?」という返信が来ました。
それはFC2が運営するサービスの開発・メンテナンスの依頼でした。

ここでようやくメールの送り主の正体を認識しました。
FC2の創業者である「高橋理洋」氏その人だったのです。

当時のFC2は新しいサービスをどんどん開発・投入して急成長を遂げている時期でした。
今でもインデックス投資ブログにもよく使われている「FC2ブログ」も既にサービス開始していました。

俄然やる気になった私は二つ返事でその依頼を受けました。

当時のFC2の開発スタイル

基本的に仕事の依頼は、代表の高橋理洋氏から直接メールで受けていました。
その内容でこちらで見積りを行い「納期と費用はこれくらいになります」と高橋氏に伝えて作業を開始する感じでした。

納期については、こちらが本業を持つ身であることを理解してもらっていたので、まったくうるさくは言われなかったです。
本業が忙しくて遅れ気味のときも、快く納期の延長に応じてもらえました。

基本的には全て高橋氏とやり取りをする形でしたが、少し立ち入った専門的な話になると別のスタッフの方と交代して話を進めるという感じでした。

私はFC2の数あるサービスのうちの一つを担当していたのですが、私と同じような外部スタッフが20~30人ほどいたと聞いたことがある気がします。
他のスタッフのことは分かりませんが、高橋氏が全てコントロールしているような雰囲気でした。
これはこれで結構大変だったと思います。

そして報酬については、大阪の「ホームページシステム」社に請求するということになっていました。
当時同社はまだ有限会社で、社員数も数名~十数名程度ではなかったかと記憶しています。

当時のホームページシステム代表は「高橋人文」氏(だったはず)で、FC2代表の高橋理洋氏の弟にあたります。
現代表の「足立真」氏も当時から在籍していました。
このお二方ともメールのやり取りをしたことがありますが、二人ともあの事件で逮捕されてしまいましたね。

報酬の交渉はしたことがなかった

以前の副業シリーズの記事でも書いた通り、私は自分を安売りすべきではないと考えています。
本業はもちろん、副業だって同じです。
副業だからと言って格安で引き受けるのは違うと思っています。

この仕事でも、自分の考える適正価格を心掛けていました。

そしてFC2の仕事では、最初の見積り価格が全て通りました。
少し手間と時間がかかる案件については、一見高額に見える見積りを提示したこともありますが、それでもすんなり通りました。
言葉は悪いですが、随分と金払いがいいなあ、という印象でした。

もちろん吹っ掛けたことなどはなく、きちんと真面目に見積りをして、根拠もちゃんと提示していました。

ただ後で聞いた話ですが、実際他の方よりは割高だったようです(笑)。
でも適正価格は大事ですよ!
安売りは巡り巡って自分の首を絞めることになりますから。

ペーパーカンパニーとも疑われるFC2社に実態はあるのか?

報道などではFC2社に実態はなく、実質的な運営主体はホームページシステム社であると言われているようです。

もちろん現在のことは分かりません。
ですが私が関わっていた2005~2007年時点で実態は「あった」と思います。

当時は高橋理洋氏が代表を務めていましたし、実際に高橋氏はロス近郊に在住とのことでした。
FC2社の事務所もその辺りにあったらしく、データセンターも事務所から30分ほどの場所にあったそうです。

一度開発環境にうまくログインできなくなったことがあり、その時は高橋氏が「ひとっ走り行ってきます!」みたいな感じでデータセンターへ出向いて直してきた、というようなこともありました。
FC2の代表とは言っても、当時はそのような雑務もこなしていたようです。

まあ、全てメールなどのやり取りなので真偽は分からないと言われればそうなのですが、スタッフに対してそこを偽る理由はないように思います。

アメリカの事務所の様子について、一度聞いたことがあります。
マンガを数万冊、ビリヤード等娯楽施設も設け、勤務時間もかなり自由で伸び伸びと仕事をしているとのことでした。
これは本当に羨ましく思ったのを覚えています。

代表・高橋理洋氏の印象

結局直接会うことはありませんでしたが、メールから受ける印象は、礼儀正しく、腰が低い、というものです。

メディアに出ることはほぼなかったと思いますが、gmailの顔写真やFacebookで繋がっていたので顔は知っていました。
最初に顔を見たときは、随分メールと印象が違うな、と思いました。
メールでは堅そうなのですが、見た目はイケメンで若干チャラい印象も受けます。

まあ、仕事のメールでチャラいなんてのはあり得ませんもんね(笑)。

とにかく仕事のやり取りでは、言葉遣いは丁寧ですし、上から目線な感じも一切ありませんでした。

ホームページシステム社の規模を拡大、内製に方針転換

私がFC2の仕事をしていた2005~2007年頃にかけて、FC2は急速に拡大していきました。
展開するサービスも増え、おそらくは私のような外部スタッフも急激に増えていったのではないでしょうか。
そうなると、外部スタッフとのやり取りを代表の高橋氏が一手に引き受けているような状況が、そろそろ限界を迎えつつあったのではないかと推測します。

勢いのあったFC2が更に拡大を目指すにあたり、そのようなやり方では効率も悪いでしょう。
専属スタッフを増やす方針に転換するのは当然の流れと言えます。

この頃、大阪のホームページシステム社は求人サイトにも積極的に求人を出し、大々的に人材を集め始めました。

私にも転職のお誘いが・・・

FC2のサービスの一つを担当していた私にも、代表の高橋氏から転職のお誘いがやってきました。
詳しい話をしに来日もする予定とのこと。

これは相当悩みました。
当時にしてみたら、大変に魅力的な話です。
勢いに乗っているFC2からの正社員への誘いですから。
(数年後警察沙汰になるなんて知る由もありませんでしたが・・・)

勤務地はアメリカまたは大阪とのこと。
アメリカならFC2、大阪ならホームページシステムに入社というところでしょう。

本音を言えばアメリカで働きたかった・・・。

しかし当時の私はアメリカにしろ大阪にしろ、単身赴任できるような状況ではなかったのです。
介護問題を抱えていた、と言えば分かりやすいですかね。
子供もまだ小さかったですし、単身赴任は妻への負担を考えるととても無理な状況でした。

アメリカは無理としても、大阪に通うことはできないか。
平日は大阪で仕事をし、週末には新潟に帰ってくる。
そんなことも考えました。

先方にもそのような事情を伝え、何とか良い方法はないかと模索しましたが、総合的に考えて「無理」との結論に達しました。

本業との両立が難しくなり契約終了

丁度そのころ本職のほうが本格的に忙しくなっていて、FC2の仕事の進捗が芳しくない状況でした。
そこへ本職の異動も重なり、環境がガラッと変わってしまいます。

FC2への転職の話が流れたことにより、私自身のモチベーションも急速に落ちていくのを感じていました。
本心では転職を望んでいたものの、私を取り巻く状況が許さなかった。
当時は大変落胆したものです。

しばらく外部スタッフのまま副業として続けていく道もあったのですが、気力・体力の限界を感じ、FC2との契約を終了することに決めました。

もしもFC2・ホームページシステムに転職していたら・・・

今でもたまに考えることがあります。

あの時転職していたらどうなっていただろう・・・?

転職の誘いを受けた時点で、FC2・ホームページシステム合わせて正社員は20人ほどと聞いていました。
その後ホームページシステム社だけで100人規模に急拡大しています。

初期メンバーの立場を生かしてうまく立ち回れば結構上に行けたかな、とか(笑)。
そしたら結構いい給料もらえてたかな、とか(笑)。

さすがに逮捕騒ぎになった時は「転職しないで良かった~」と胸をなでおろしましたが・・・。
もしかしたら「私が逮捕される」という世界線もあったかもしれません(笑)。

まあでも、全然違う人生になったことは間違いないです。
見につくスキルも全然違うものになったでしょう。

案外、数年後には辞めて独立し、今とあまり変わらない生活をしているかも、なんて思ったりもします(笑)。

後日談:独立後にFC2・高橋氏に連絡を取ってみた

副業をやめてから数年後、私はそれまで勤めていた会社を退職し、自分の会社を作って独立しました。

収入のあては多いほうがいいので、独立直後にFC2・高橋氏に連絡を取ってみました。
以前のような形で仕事をもらえないか尋ねてみましたが、「全て内製に切り替えており外注はしていない」との回答でした。
まあダメ元だったので、やっぱりなという感じでしたが。

後から知ったのですが、アメリカのFC2社は2009年以降外国人が代表を務めており、高橋氏は退任しているようです。
半分リタイアしている状態なのかもしれませんが、Facebookではたまに高橋氏がFC2関連の投稿をしていましたので、完全に引退したわけではなさそうです。
例の事件後はほとんど投稿もなくなりましたが。

 

副業シリーズは完全終了

ただでさえ過疎っている当ブログ(笑)。
その中でも屈指の不人気だった副業シリーズも今回の記事で最終回です。

FC2の仕事で燃え尽きて以降、副業はやっていません。
これ以上副業のネタがない以上、完全に終了です。

これまで読んでくださった方、ありがとうございました。

 - 副業

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